center4 in 高山
こんにちは。コブです。
ハンバーガーに引き寄せられ、
【center4】に訪れた。
何処のセンターで、
4はどこから?
そう思いながら歩くともう着いていた。
高山の情緒ある雰囲気に溶け込んだこの店。
甘味処じゃないの?
そんな様にも感じてしまう雰囲気。
扉を開けて奥行きのある空間を進むと
高山はそこで行き止まり。
そこは高山のバチカンだ。
撮影禁止の店内へと案内される。
今すぐにでもストーリーに上げたい衝動に
襲われる。
グッと我慢して注文したのは
ベーコンチーズとチリビーンズ
どれか1つなんて踏ん切りがつけられない。
期待して待つ事10分少々。
運ばれたのはいわゆる
「普通のハンバーガー」
ただかぶりついたら、
いや、パテをかじると
化け皮被りだと理解する。
パテの旨味が桁違いなのだ。
「ジューシーで脂がおいしぃ」
そんな表現は余りにもチープだ。
脂ではない。
肉の旨味が凝縮されている。
その肉の旨味が、口内で
トマトの果汁に乗って、一気に広がる。
噛み締め終われば次はチリ。
全く辛味を感じないチリソース。
豆本来の味わいを感じる絶妙の濃さ。
メニューに書かれた
「チーズトッピングがオススメ」の文字。
素直に従う事の大切さを味覚で感じる。
優劣はつけられない。
どちらもまた別のグルメであり、
ハンバーガーと一括りにするには余りにも惜しい。
高山の情緒ある街並みと
分断された異国の雰囲気。
このフュージョンされた空間はまさに
「高山のバチカン」か。
いや、ただの奇跡かも。