嫉妬したい

こんばんは。コブです。

このブログを友人が読んでくれた。

そして彼がコメントをくれた。

せっかくだから僕もここで、

彼に大袈裟なコメントをしよう。

その友人とは高校1年生、

コブがコブとなったその年に出会った。

声が高く、特徴的な笑い方をする彼とは

割と気が合った。

でもそこまでだ。

クラスが違うと特別な関係でもない限り、

あまり喋らないのは性だ。

悲しいことに例外に漏れない関係だった。

再び会うのは卒業から2年経つ。

そこで彼と話したのは夢の話。

巨大なのに実現する気がした彼の夢に

僕は嫉妬した。

応援しているつもりなのに嫉妬した。

情けない人間性がチラつく。

そして彼の夢は今、実現してもおかしくない。

そんな所まで到達した。

僕は嫉妬するはずだった。

でも嫉妬出来なかった。

これはおかしい。

1年前は悔しかったのに。

何で嫉妬出来ない？

心当たりがあるとすれば、

僕にも夢が出来つつあるという事。

ぼんやりした妄想みたいな靄に

輪郭が付こうとしている。

あぁ、これか。

嫉妬出来ない原因は。

これで素直に応援出来る。

声が高い友人、

次は僕の夢を聞いてくれ。

真剣にディスって茶化してくれ。

僕はまた君に嫉妬したい。